- 研究テーマ
- 給排水/タンク容量
- 研究所評価
- ★★★★★
- 初心者重要度
- ★★★★★
- 修理費リスク
- ★★★☆☆
- 確認難易度
- ★★★☆☆
- クラスター
- 05 厨房・給排水研究
- 研究所の結論
- 容量はメニューと調理工程に合わせて選びます。基本は80L以上を目安に、幅広い調理をしたい方は給水200L・排水200Lの構成を検討しましょう。
CONCLUSION / 研究所の答え
容量はメニューと調理工程に合わせて選びます。基本は80L以上を目安に、幅広い調理をしたい方は給水200L・排水200Lの構成を検討しましょう。
メニューと調理工程に合わせて選ぶ
CRAFTBASEでは、これから車両を用意する方には給水80L以上を基本の検討目安としておすすめしています。これは車両選びの提案であり、全国共通の許可基準を意味するものではありません。
| 給水容量 | 検討する使い方 |
|---|---|
| 40L | 提供品目や工程を絞る必要があるため、将来のメニュー展開まで考えると慎重に検討したい容量です。 |
| 80L | 営業に適した仕込み施設で下準備を済ませ、車内では簡単な調理や仕上げを行う方の検討目安です。 |
| 200L | 車内で行いたい調理や扱いたいメニューが多い方におすすめする容量です。給水200L・排水200L、タンク容量の合計400Lの構成を検討します。 |
容量だけでできる営業内容が決まるわけではありません。提供品目・調理工程・設備をまとめて、出店予定地の管轄保健所へ事前に確認してください。
給水・排水の容量と積載重量を確認する
給水200L+排水200Lの「計400L」はタンク容量の合計です。常に400Lの水を積むという意味ではありません。運行時に想定される給水・排水の実際の量で、積載重量を確認します。
200Lの水は、およそ200kgになります。これは無視できない重量です。
- 車両総重量が増える → 免許区分に影響する可能性がある
- 最大積載量を圧迫する → 積める食材が減る
- タンクの固定が甘いと、走行中に動く → 危険
- 配置によって重量バランスが変わる → 走行安定性に影響する
- 給水・排水タンク本体と、運行時に実際に積む水量を含めて重量を確認する
だから「大きければ安心」ではありません。200Lを積むなら、車両総重量・積載・タンク固定・配置・普通免許対応までをセットで設計する必要があります。
容量の決め方
- 売る商品と工程を書き出す(洗う回数、使う水の量)
- 1日の営業時間と想定食数を決める
- 営業に適した仕込み施設(店舗・シェアキッチンなど)を利用できるか確認する
- 出店予定地の営業許可基準(必要な容量)を管轄で確認する
- 必要容量が決まったら、その重量を積んだ状態で車両総重量を計算する
排水も同じだけ考える
給水だけ大きくしても、排水が受けられなければ営業は止まります。一般に、排水タンクは給水量以上が求められます。また、排水を現場でどう処理するか(携行して持ち帰るか)も運用に関わります。
購入前に見るべきポイント
中古車では、実際にポンプを動かして水を出してもらってください。容量が仕様どおりでも、ポンプや配管に問題があれば使えません。
購入時チェックポイント
- 出店予定地の営業許可基準(必要な給排水容量)を管轄で確認する
- 給水タンク・排水タンクの実容量を確認する(給水量以上の排水容量があるか)
- 水を入れた状態での車両総重量と、免許区分を確認する
- タンクの固定方法を確認する(走行中に動かないか)
- 実際にポンプを動かして、水が出るか・漏れがないかを確認する
関連する現車確認項目:20項目 給水設備 20項目 排水設備 20項目 シンク 20項目 車検・登録・営業許可
注意点
- 200Lの水は約200kg。積載と免許区分に直接効いてくる
- 排水容量が給水より小さい構成は、基準を満たさないことがある
- 容量の基準は自治体で異なる。出店先ごとに確認が必要
寸法・価格・重量・消費電力・修理費のうち、確認できていないものは「実測準備中」と表示し、推定値は掲載していません。
免許・車検・構造変更・営業許可などの制度は改正されます。最終確認は必ず最新の法令および管轄窓口でお願いします。
最終更新:2026-08-25
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