VEHICLE SIZE / ARTICLE 05

普通免許対応キッチンカーの考え方

重要なのは、オーナー本人が運転できるかではない。従業員が運転できるかどうか。

公開 2026-08-25更新 2026-08-2501 車両サイズ研究一次情報あり監修:株式会社ケイズエムズ/CRAFTBASE
研究カルテRESEARCH CHART / ARTICLE 05
研究テーマ
免許区分/車両総重量
研究所評価
★★★★★
初心者重要度
★★★★★
修理費リスク
★★☆☆☆
確認難易度
★★★★
クラスター
01 車両サイズ研究
研究所の結論
複数台運営を考えるなら、普通免許で運転できることは経営条件になる。

CONCLUSION / 研究所の答え

重要なのは、オーナー本人が運転できるかではない。従業員が運転できるかどうか。

研究所の答え

「普通免許で運転できるか」は、車検証の車両総重量で決まります。そして、免許を取得した時期によって運転できる範囲が異なります。

公開前確認現行の普通免許では車両総重量3,500kg未満などの条件があります。ただし免許の区分と条件は取得時期・法改正によって異なるため、公開時点の法令および運転者本人の免許証(条件欄)で必ず確認してください。当サイトは判断の材料であり、公的な確認の代わりにはなりません。
一次情報 CRAFTBASE設計方針

CRAFTBASEでは、1.5tクラスでも普通免許対応を狙った車両設計を行っています。

積載と厨房設備を確保しながら、車両総重量を条件内に収める設計は、後から架装を足していくやり方では成立しにくくなります。だから製作段階から重量を管理します。

なぜ「従業員が運転できるか」が重要なのか

オーナー本人が中型免許を持っていても、それだけでは事業は回りません。スタッフが運転できないと、オーナーが毎回運転することになります

複数台運営では決定的な差になる

2台目、3台目と増やしていくとき、運転できる人が限られていると台数を増やせません。求人の条件に「中型免許」を入れた瞬間、応募できる人はかなり減ります。普通免許で運転できることは、採用のしやすさそのものです。

体調不良・繁忙期のリスク分散

運転できる人が1人しかいない体制は、その1人が倒れた時点で営業が止まります。

どこを見れば判断できるか

見る場所確認する内容
車検証車両総重量/最大積載量/乗車定員/用途
運転者の免許証取得年月日/条件欄/免許の種類
構造変更後の数値架装によって重量が変わった場合は、変更後の数値で判断する
架装の追加予定後から設備を足すと重量が増える。増えた後の総重量で考える

※ 表は横にスクロールできます。

「最大積載量」と「車両総重量」は別のものです。免許区分に関わるのは車両総重量です。混同しないでください。

購入前に見るべきポイント

中古のキッチンカーでは、架装済みなのに構造変更の届出がされていない個体があります。この場合、車検証の数値と実車の状態が一致しません。届出後に総重量が変わり、必要な免許区分が変わる可能性もあります。

写真スロット:車検証の車両総重量・最大積載量の記載欄。免許区分はここで判断する。assets/images/articles/shaken-syo.jpg を置くと自動で差し替わります
車検証の車両総重量・最大積載量の記載欄。免許区分はここで判断する。

購入時チェックポイント

  • 車検証の「車両総重量」を確認する(最大積載量ではない)
  • 運転する可能性のある全員の免許証の取得年月日と条件欄を確認する
  • 架装を追加する予定があるなら、追加後の重量で判断する
  • 構造変更の届出が済んでいるか、車検証の記載と実車が一致しているかを確認する
  • 将来2台目を持つ可能性があるなら、採用条件まで含めて考える

関連する現車確認項目:20項目 車検・登録・営業許可

注意点

  • 免許制度は改正される。記事の内容ではなく、必ず最新の法令と免許証で確認すること
  • 「普通免許対応」と説明されていても、架装の追加で条件から外れることがある
  • 未届の構造変更がある中古車は、届出後に数値が変わる可能性がある
この記事の根拠 株式会社ケイズエムズ/CRAFTBASE が実際に製造・販売・修理・運営してきた車両の経験にもとづく一次情報を含みます。 「一次情報」バッジのある箇所が現場データです。それ以外は一般的な整理です。
寸法・価格・重量・消費電力・修理費のうち、確認できていないものは「実測準備中」と表示し、推定値は掲載していません。
免許・車検・構造変更・営業許可などの制度は改正されます。最終確認は必ず最新の法令および管轄窓口でお願いします。
最終更新:2026-08-25

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